2018
2/03
親しらずの抜歯理由
歯並びを悪くしたり、大事な噛んでいる歯をむし歯にしないために親しらずを抜歯をすることは
口腔意識の高い欧米では積極的におこなわれています。このレントゲン写真のように、真横に向いている親しらずと手前の歯の間にはブラッシングでは届かない深いポケットが形成されます。
深いポケットの中に、プラークが侵入し大事な噛んでいる手前の歯をむし歯(レントゲンにて虫歯は黒く映ります)にしてしまっているのが分かると思います。
誰しも好き好んで歯を抜く方はいないでしょう。ただし横向きに埋まっている親しらずを放置しておくと、トラブルが起きてからでは大きく歯の寿命を短くしてしまうリスクをはらんでいます。 10年 20年と長いスパンで患者さんの未来を考慮したうえでアドバイスをさせていただいております。